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November 10, 2004

スポーツと福祉の共通点

現在私は大学で「医療福祉」のゼミに所属している.
というのも、医療福祉界のノウハウはスポーツ界にかなり活かせると踏んでいたからだ.
双方の「経済的意味」というもので共通点が見えると私は考えている.

はっきり言って 福祉という分野でなにか事業を始めるとなると 営利目的どころか採算すら取れないことが多い と言うのは周知の事実だろう.
だからこそ、国の援助があったりするわけだ.

それはスポーツも似通ってると思うのだ.
スポーツ自身には 医療福祉ほど切羽詰った(無くなると命に関わると言うような)状況は見えない*わけだが、スポーツそのもので営利にうまくやっていっているビジネスは本当に少ないと思う.
スポーツ界でビジネスとして成立している スポーツ用具業界は医療用具と同じようなものだろう.主要たるビジネスとは言いがたい.
マスコミに関してもそうだろう.結局 読み物・見世物に過ぎなくて、スポーツの副産物だ.
本来あるべき、スポーツそのものに 商業価値と言うものはつきにくい.(あってもプロ野球とかプロサッカーとか 日本のスポーツのごく一部)

分野としてしょうがないものなのか.
はたまた努力が足りないだけなのか.

*私が“見えない”と書いた理由は、スポーツによる死亡事故やバーンアウトなど、大きな問題はあっても、それぞれがスポーツを原因としてみるよりも、死亡事故であれば医療を、バーンアウトであれば教育を と言ったように別分野のせいにしてしまえるから、一般的に実感が湧かない という理由.


(最終更新2002/09/18/Wed/06:39:49)

投稿者 Rie KAWANO : 05:03 AM | コメント (0) | トラックバック (0)
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