やっぱり、「努力」は強いと思います.
いろいろ振り返って、私の高校時代以前を知っている人たちは
口をそろえて私といえば、「努力」の話をしてきます.
確かに、あの頃私は「努力こそ全て」と言っていた様な気がします.
全てじゃないのも解っていたけれど、でもひたむきに、まじめに努力することが
何よりも強いと思っていました.
今振り返ってみても、あの頃の私は 並々ならぬ努力と根性の持ち主だったと思います.
そんな私が「努力」という言葉を、この一年間ほとんど捨てていました.
(業務上必要なときは使っていたけどね :P)
努力ではどうしようもない、運やコネといった力が働くことも現実です.
それに、努力なんて さほどしない人が居て、
そういう人が居るからこそ社会が回ってるのも現実です.
そして、たいした努力をしてなくても「お涙頂戴」で 努力したことにしている人が居るのも現実です.
だけど、まじめにひたむきな「努力」は強いんですよ.
運やコネってのは、ある程度努力で 流れを変えることはできるんですよ.
でも、努力するって苦しみでもありますね.
私はあの頃、毎日が辛くて辛くてしょうがなかった.
あまりにも苦しくて、何度も何度も一人きりで叫んでやりたい気分になってました.いや、叫んでました.
努力をやめたとき、毎日が楽で楽でしょうがなかった.
なんだ、こんな楽な生き方もあるんだって.
しかも楽に生きても、死にはしないんですよね.
一生懸命生きる意味って何?何を持って一生懸命なの?
世の中で、こんなにも楽に生きる生き方があるなんて思った瞬間に、
努力するなんてばかばかしく思えました.
でも、何も残りませんね.
私は、少なくとも中学時代まで 一度も後悔したことが無かったのを覚えています.
なんて幸せなやつなんでしょう.
毎日毎日が中学生ながら忙しかったのを覚えています.
その頃から、スポーツ科学も勉強が楽しかったし、部活も大変だったし、
生徒会のイベントを作るのも大変な毎日でした.貴重な体験もさせてもらい、
本当に毎日毎日が 変化ある一日で 飛ぶように過ごしていた気がします.
高校は、不本意にも 自分の理念とは違うやり方で受験勉強を強いられていたため
その当時は 高校の選択自体を後悔していました.
今思えば、それもひとつの貴重な経験と言うことで許せますが.
そう思うと、この1年間も 無駄ではないいい経験だと言えると思いますが、
やはり 努力は続けたほうがいいですね.
精一杯1秒1秒を 勿体無いと思えていた頃のほうが、
やっぱり毎日が大変ではあるけれど、濃いものだったように思います.
とある高校時代の友人によれば、私は
「何をやってても楽しそうに見えた」んだと.確かに楽しかった.
大学のとある先輩によれば、
「ちょっと将来どんな大物になるか、興味があるからさ。」
だそうだ.
いろいろ期待されるほどがんばっていた私ですが、
残念ながらこの1年間、迷走してました.
おかげで、そのツケからか 最近はあんまりアウトプットが出ません.
でも、ようやくこの2-3日で、あの頃の「努力」の感覚、思い出した気がします.
投稿者 Rie KAWANO : 08:48 PM
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