1998年8月20日(木)
JFL(ジャパンフットボールリーグ)第17節
国士舘大学VSヴォルティス徳島
 
2−2
     3
2−1
 
 
 
 
 

パスミス・ボールを奪われた位置

○で囲んであるものは相手のシュート、もしくはゴールに繋がったものを示す

実は得点に繋がるようなパスミスの発端は、
攻めているときにあると言うことが分かると思います。
だいたい普通は「DFの辺りがミスしたものがそのままシュートに持ち込まれる」
と言うことが多いのですが、ゴール前でのミスが少ないのも分かると思います。

特に前半は右サイドに攻め込んだときのミスが多く、
そのままボールを回されてゴール前まで攻め込まれることが多いようです。

この下に載せている表を見てもらえればよく分かるのですが、
ほとんど攻め込んだ場面でボールが繋がることはないんですよね。
難しいことではあるのでしょうが、もうちょっと繋げないものかな・・・。

あとは、その「前で取られたボールを中盤がどれだけの本数止められているか」
ですね。
これだけ前で取られたボールがシュートまで持ち込まれていると言うことは
中盤もうまく処理はできていないのでは?
 
 

場所別、時間別、成功したパスとパスミスの本数
 
  アタッキングゾーン ミドルゾーン      デフェンディングゾーン
  × × ×
             
〜前半5分 0 3 6 4 4 2
〜10分 3 7 1 1 9 0
〜15分 0 1 0 10 2 1
〜20分 1 3 5 5 3 0
〜25分 0 2 5 3 5 0
〜30分 2 7 11 2 1 0
〜35分 1 3 9 3 3 0
〜40分 0 3 6 1 1 0
〜45分 1 6 4 3 0 0
0 0 0 0 0 0
             
〜後半5分 0 4 3 4 3 0
〜10分 0 4 13 5 3 0
〜15分 0 2 3 2 3 1
〜20分 5 2 8 0 0 0
〜25分 0 5 3 3 3 0
〜30分 1 3 9 2 4 0
〜35分 0 3 8 3 3 0
〜40分 2 4 8 5 1 0
〜45分 0 2 3 1 0 2
0 3 5 2 3 0
             
合計 16 67 110 59 51 6
 
 

パス数のグラフ

ヴォルティスの失点が多い時間帯は 特に「後半開始10分まで」と「後半終了間際」なんですよね。
このグラフと比べてもらえれば、すぐに分かると思うのですが
その時間帯のパスミスが多い!(当然と言えば当然)
逆に得点が多い時間帯は、「後半30〜40分」。
これも見て分かるようにパスミスが少なめで、しかもパス数が多いんですね。
もちろん、中盤から前のパスミスが多いのですから
これをどう繋いでいくかと言うことではないでしょうか?
 

 

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